草野球の試合で派遣審判を利用するメリットとデメリットとは

審判草野球
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草野球の試合でいつも攻撃側の人が交代で審判(球審)をやるけど、慣れておらず、ジャッジが不安定で、味方の打者からも文句が止まず、チーム内がギクシャクして困っている・・・

1塁、2塁、3塁のアウトかセーフか際どいプレイに対して、球審1名だけだと見えにくかったり、全く見えなかったりで判断するのが難しく、いつも相手チームと口論になって困る・・・

そんな悩みをかかえるあなたにオススメなのが派遣審判です。

今回は派遣審判とはなにか、利用するメリットとデメリットについて紹介します。

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派遣審判とは

プロ野球の審判と異なり、草野球の審判は公認ライセンスがなく、地域の審判協会や軟式野球連盟に登録して審判講習を受けてアマチュア野球審判員となります。

審判業務には給料が発生しますが、1審判員1試合5000~7000円と専門性や技術が必要なわりには決して高くありません。

現役引退済みのシニア層はこの金額で問題ないかもしれませんが、現役バリバリの年齢層にとって審判業務だけではとても生活できませんので、ほかに仕事を持ちながらアマチュア審判員を続けている人も多いようです。

草野球の練習試合では、1名の派遣審判員に球審と塁審を担当してもらうことが多いですが、ライン際のファウル・フェア判断、ホーム以外のアウト・セーフ判断が難しいこともあり、最近では派遣審判員2名の2人制審判(球審、塁審で担当を分ける)を採用するチームも増えてきました。

わたしの活動地区である東京エリアだと下記の協会や掲示板から派遣審判を依頼できます。

東京軟式野球審判協会(TU)

1試合(2時間7回戦)7000円 / 1人
2人制審判(1試合)12000円 / 2人
グラウンド到着後キャンセル半額
グラウンド到着前キャンセル無料
試合開始後キャンセル全額
申込方法公式サイトの申込みフォーム

首都圏野球審判協会(M.B.U.A)

1試合(2時間)7000円 / 1人
グラウンド到着後キャンセル不明
グラウンド到着前キャンセル不明
試合開始後キャンセル不明
申込方法公式サイトのメールフォーム

東京審判協会

1試合(2時間)7000円 / 1人
1試合(3時間)10000円 / 1人
グラウンド到着後キャンセル無料
グラウンド到着前キャンセル無料
試合開始後キャンセル無料
申込方法電話またはFAX

派遣審判します!掲示板 (審判資格者の登録掲示板)

有審判資格者のみが登録できる掲示板です。

100近くの投稿があり、募集文を読んでみると、

審判用具も売ってます!

2人制審判の塁審できます!

アナウンス機器を持参して開会式、閉会式の演出も可能です!

手作りのSBOボード持参します!

など、独自性をアピールして派遣依頼をゲットしようと頑張っている審判さんもいらっしゃいました。

独自性も大事だとは思いますが、わたしが派遣審判を選ぶとしたら、派遣エリアと派遣料はもちろん、年間に担当した試合数や審判になってから担当した試合数、担当した試合は少年野球が多いのか・草野球が多いのか、対応曜日や時間帯などしっかり募集文に記載されている人ですね。

上記さまざまな派遣審判サイトを見たところ、すべてのサイトで審判員募集の内容がありました。

自分の地区の公式戦で派遣される審判さんは、見た目判断ですが60歳以上の方々ばかりで、派遣審判の高齢化が進んでいて審判を続ける人が年々減ってきていることが原因なのかなぁと思います。

結果がとても重要な公式戦だけでも、シニアに比べてジャッジの反応力が高く、プレイを細かいところまで観察できる高い視力をもった若い派遣審判さんに担当してもらいたいのが正直なところです。

派遣審判のメリット

攻撃側に審判の負担がない

派遣審判を利用しない場合、ふつう攻撃側で打順が1番遠い人が球審を担当します。

例えば、1回表攻撃時に審判するのは打順が最後の人です。

2回表攻撃時に審判するのは1回表攻撃時の最後にアウトになった人です。

草野球を始めた当初は、審判全くやったことないわたしが球審やってよいのか?と悩み、攻撃時2アウトでむかえた自分の打席では

出塁しないと次の回は自分が審判だ・・・やだなぁ・・・

といつも思ってました。

わたしにとって審判やることはメンタル的にとても負担になっていたのを思い出しますが、派遣審判がいればこんな問題すぐ解決です。

円滑な試合進行

派遣審判がいなくて攻撃側が球審する場合、球審する人の選球眼によってストライクゾーンが大きく左右されます。

前回はこのコースはストライクだったのに、今回はボールなの?というような打者から強い抗議を受けて、やっぱりストライクです、と判定を変えてしまう気の弱い人もいるかもしれません。

盗塁時のタッチプレイ、砂埃でアウトかセーフかよく見えず、守備側はアウトだ!攻撃側はセーフだ!といいはり、結局じゃんけんで決めるなんて光景もよくみます。

派遣審判なら審判講習を受けているし、ストライクゾーンも一定で、アウト・セーフのジャッジも公平に判断してくれるという信頼があり、判定に異議申し立てして試合が中断することはありません。

派遣審判が2名いれば、球審と塁審の2人制審判で試合ができ、塁上の際どいプレイも公平なジャッジがなされるので、相手チームと口論になることも少ないでしょう。

球審するときのお手本

審判の所作に注目して、自分が審判になったときの参考にしています。

キャッチャーにくっつくほどキャッチャー寄りで、目線はキャッチャーと同じほどの高さになるように身をかがめていることも派遣審判をみてしりました。

印象的だったのが、三振時に

ストライーーーーーク!バッターアウトっ!

と叫びながら、体を横に向けてストレートパンチを繰り出すかのように右手を伸ばす動作で、気に入ってしまって球審になったら真似してます。

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派遣審判のデメリット

有料である

審判協会や野球連盟に登録して審判講習も受けられて、収入の1つの柱として派遣審判されている人もいらっしゃるので支払いが発生するのは仕方がないことかなと思います。

必ず派遣審判を利用しているチームもあり、派遣料を全額もってくれるチームもあれば、折半でお願いします、というチームもあります。

いままで1度も派遣審判を利用したことがなければ、相手チームからの申し出に応じて派遣審判つきの試合を経験してみると、新しい発見があると思うのでその機会を無駄にしないでくださいね。

当たり外れがある

アマチュア野球審判員の公認ライセンスはないので、ぶっちゃけ誰でも派遣審判になれちゃいます。

審判協会や野球連盟が行う審判講習を受けずに独学で学び、すきま時間にバイト感覚で審判する人もいると思うので、そんな人に大事な試合で不安定なジャッジをされたら不満爆発ですよね。

公式戦では協会や連盟から審判員が派遣されるはずですが、高年齢かつ視力が弱いおじいさんだったら納得できないジャッジが起こるかもしれません。

あれは忘れもしない地区ベスト4をかけた大事な公式戦の同点でむかえた最終回の攻撃。

2アウト・ランナー2塁(ランナーはわたし)の場面で打者がショートゴロを打ち、ショートが1塁へ送球したボールがファースト後逸、それを見たわたしは3塁をまわってホームへ突っ込みヘッドスライディング、ファーストからの送球が思ったより速く、ホーム上は際どいタイミングに。

3秒ほど間があって、ジャッジの行方を確認すべく、わたしとキャッチャーがおじいさん審判の顔を見るとその瞬間

アウトぉぉぉぉぉ!

の声が響きました。

その時のおじいさん審判の顔、今でもはっきり覚えてます。

ほんと苦い思い出です。

相手ピッチャーのボールをじっくり見られない

派遣審判を利用せず、攻撃側で審判を担当するメリットとして、打席に立つ前に相手ピッチャーの球速・球種を打者目線でじっくり確認できることがあります。

派遣審判を利用すると相手ピッチャーの球をじっくり見られません。

ストレートはどの程度速いのか、変化球はどの程度変化するのか、前もって確認できていれば、自分の打席でもしっかりボールを見極めることができますよね。

ベンチから見る、またはネクストバッターズサークルから見るピッチャーのボールと、打席に立つように打者目線で見るボールとでは、ボールに対する印象が異なるので、審判になれる機会があるなら積極的になったほうがよいですよ。

まとめ

派遣審判とはどういったものか、派遣審判を利用するメリットとデメリットについて紹介しました。

派遣審判とは
  • 地域の審判協会や軟式野球連盟に所属するアマチュア野球審判員
  • 審判業務の給料があるが高くないので他の仕事をしながら兼業している人が多い。
派遣審判のメリット
  • 攻撃側に審判の負担がない (試合に集中できる)
  • 円滑な試合進行 (ジャッジで口論にならない)
  • 球審するときのお手本
派遣審判のデメリット
  • 有料である
  • 当たり外れがある
  • 相手ピッチャーのボールをじっくり見られない

派遣審判を経験するとジャッジミスや口論の元もなくなり、楽しい練習試合になること間違いなしです。

その代わり、審判派遣代金がかかりますのでチームのふところ状況をみて考えましょう。

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