真っ黒、真っ白、蛍光色、ストライプなどさまざまなデザインに、価格も安いものから高いものまで幅広くあって、バッティンググローブを買う時にどのように選んでよいのかわからない・・・
そんな草野球の初心者が初めて買うバッティンググローブの選び方について紹介します。
選ぶときに注意する点
片手か両手か
右打者であれば左手のみ、または両手、左打者であれば右手のみ、または両手にバッティンググローブを使います。
左手用、右手用、両手用の3種類が販売されているので、両手に使う場合は左手用と右手用でそれぞれ1つずつ選ぶのではなく、両手用の左手と右手がセットになっているバッティンググローブを選んでください。
サイズ
同じモデルに対して複数サイズ(SやMやLやLLなど)があるので、試着して自分の手のサイズにあうバッティンググローブを選びます。
作業につかう軍手や冬につける手袋とは違い、手にぴったりするフィット感が大事なので、自分の手のサイズがあらかじめわかっていたとしても必ず試着することをお勧めします。
アシックスやミズノなど国内メーカーと、フランクリンやアンダーアーマーなど国外メーカーのバッティンググローブを比べると、同じサイズSでも国外メーカーのものは国内メーカーのMサイズとほぼ同じ大きさというのもあるので注意してください。
わたしは今まで手にきついサイズは手に良くないと思っていたので、普段より大きめのゆったりサイズでバッティンググローブを選んでいました。
しかし野球経験が長く、試合でもヒットを連発するチームの先輩に聞いてみると、ちょっと小さめできついくらいのサイズがバッティングには大事と教えてくれたので、わたしが今使っているものは少し小さめのバッティンググローブです。
ゆったりサイズだと手とバッティンググローブとの間に変なシワができ、バットをしっかり握れなかったり、普段と異なる場所にマメができたりするので、やや小さめサイズで選んでください。
生地が薄めか厚めか
生地が薄めのほうが素手に近い感覚でバットを握ることができる反面、厚めのものに比べて打撃時の衝撃を吸収する力は弱くなります。
手を保護すること、デッドボールを手に受けたときの痛さも考えると厚めが良いと思います。
わたしの場合、以前は生地が薄めのバッティンググローブを好んで使っていましたが、洗濯するたびに生地が弱っていって、すぐ穴が開くようになってしまったので、生地が厚めのものに変えました。今使っているザナックスのバッティンググローブは生地厚めのタイプです。
洗濯できるか(ウォッシャブルか)
バッティンググローブの素材は天然皮皮と合成皮皮の2種類に分かれます。
合成皮皮のバッティンググローブは洗濯できるものが多く、パッケージに洗濯できます、洗濯可、ウォッシャブルと表示されています。
わたしは汗臭いままのバッティンググローブをずっと使うことが嫌だったので、合成皮皮で洗濯できる XanaX (ザナックス)のものにしました。
フィット感とバットの握り心地で決めましたが、恥ずかしながらこのバッティンググローブに出会うまで XanaX (ザナックス)というメーカーの存在を知りませんでした。
ザナックスについて調べてみたところ、1947年創業の大阪に本社を置き、グローブをメインに販売し、グローブの素材加工から生産まで日本国内でおこなっている野球用品メーカーのようです。2019年で創業72年を迎える老舗ですね。
英語表記 XanaX だと、右から読んでも左から読んでも同じで格好良くないですか?
2018年にザナックスのグローブを使っていたプロ野球選手もいます。
ザナックスのグローブはロゴの Xa が格好良いですね。
つけ心地(フィット感)
スポーツショップや野球専門店でつけ心地を試せるサンプルがあるのでぜひ実際に手につけてフィット感を確かめてください。
天然皮皮のバッティンググローブのほうが合成皮皮のものよりフィット感は高いといわれていて、多くのプロ野球選手も天然皮皮のものを愛用しています。
わたしが使っているザナックスのバッティンググローブは合成皮皮ですが、やや小さめでフィット感もよく、グリップ力も高く、生地が厚めで打撃時の衝撃もしっかり吸収するのでとても気に入っています。
公式大会で使えるか
黒または白の単色バッティンググローブのみ使用が許可されている高校野球とは違い、素人が楽しむ草野球はそこまで厳しい規定はきいたことがありません。
しかし地区によって細かい規定は異なるので、バッティンググローブ購入前に所属するチームの軟式野球連盟に確認するか、チームのキャプテンまたは代表者に確認することをお勧めします。
価格
合成皮皮のバッティンググローブは安価のもので1000円~、高価なものでも5000円でお釣りがきます。
天然皮皮のバッティンググローブは安価なもので4000円~、高価なもので13000円ほどで販売されています。
高くても天然皮皮のフィット感でないとだめだ、というこだわりが強いひとでなければ、洗濯もできる合成皮皮のバッティンググローブで十分だと思います。
デザイン
洗濯できるから、生地の厚みがちょうど良いから、フィット感が最高だから、という理由よりも、オシャレだから、かっこよいから、というファッションアイテムとしてバッティンググローブを使っている人も増えてきています。
わたしが以前使っていた生地薄めの Under Armour(アンダーアーマー)バッティンググローブは、フィット感よりもデザイン優先で選んだものです。わたしの好きな色の黒、赤、青が使われていることと、青い迷彩柄が格好良くて気に入ったことが決め手でした。
お店によってはオーダーメイドで背番号や名前、好きな言葉をバッティンググローブの手首部分に刺繍してくれるサービスもあります。
世界に1つだけのバッティンググローブが欲しくなったら試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
草野球の初心者が初めて買うバッティンググローブの選び方について紹介しました。
あなたにぴったりの素晴らしいバッティンググローブとの出会いがありますように。
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