ゴルフに特化した保険があるときいたけど、月に何度もコースにでるベテランプレイヤーが加入するもので、年に数回しかコースにでない初心者の自分には関係ない。
ホールインワン保険というのもあるときいたけど、初心者にホールインワンなんて達成できるわけないし、保険料を支払うだけもったいない。
今回は、ゴルフ初心者にとってゴルフ保険は本当に不要なのか、について確認してみたいと思います。
ゴルフ保険は必要?
わたしは、初心者だからこそゴルフ保険が必要だと思います。
あなたが打ったボールが大幅にスライスして、隣コースでプレイ中の他プレイヤーの頭に直撃して意識不明のまま救急車で病院に運ばれる。
そして、自腹でとても払えないような莫大な賠償金を負うことになる・・・ということが起こらないと言い切れますか?
そうなってからゴルフ保険に加入しておけばよかったでは遅すぎますよね。
もしもの時の安心のために、ゴルフ保険を検討してほしいと思います。
ゴルファー保険、の名称で保険会社のパンフレットに掲載されているゴルフ保険の補償には次のようなものがあります。
損害賠償補償(他人にケガをさせた)
- 自分の打ったボールが他人に命中してケガをさせた
- 自分がスイングしたクラブがキャディさんの頭にぶつかりケガをさせた
ゴルファー傷害補償(他人によってケガをした)
- 他プレイヤーが打ったボールが自分に命中してケガをした
- 他プレイヤーがスイングしたクラブが自分の体にぶつかりケガをした
- 他プレイヤーが運転するカートが自分に接触してケガをした
ゴルフ用品補償(ゴルフ用品の盗難やクラブの破損など)
- 木の近くでスイングしたらクラブが木にぶつかって折れてしまった
- 休憩でトイレに行っている間にクラブが1本なくなっていた
ホールインワン・アルバトロス費用補償
- 1打目がカップインした(ホールインワン)
- 基準打数より3つ少ない打数で打ったボールがカップインした(アルバトロス)
損害賠償補償、ゴルファー傷害補償、ゴルフ用品補償については、一般的な保険商品で補償されるものと似ていますが、ホールインワン・アルバトロス費用補償はゴルフ保険ならではのものです。
ホールインワン保険とは?
ホールインワンやアルバトロスを達成すると、達成記念コンペや祝賀会を行ったり、記念品をコンペ参加者全員に贈呈したり、コンペのキャディさんにご祝儀を渡したり、その費用を達成者が負担するという日本だけの風習があります。
ホールインワンやアルバトロスなど人生で何度も起こらないことが起こったことを大きな幸運とみなして、その反動で大きな不幸がやってこないように、自腹で大きな出費という不幸を被ることでバランスをとる、というのがこの風習の由来だそうです。
ゴルフ歴35年の父もコンペで何度かホールインワンを達成して、ホールインワン保険のおかげで自腹を切ることなく、他プレイヤーに美味しい食事をご馳走できたし、キャディさんが喜ぶくらいのご祝儀を渡すこともできたと話していました。
ゴルフ初心者とはいえ、コンペに参加して、パー3で1打目が運良くグリーンにのってそのまま転がってカップインなんてことも可能性としてゼロではないので、ホールインワン保険を含むゴルフ保険に加入しておくことをオススメします。
ホールインワン保険の存在を初めて知ったとき、人生で数えるほどしかラウンドしていないわたしは、ホールインワンを達成したら大喜びしたいし、みんなに祝福して欲しいし、なんで達成者がみんなにご馳走したり、ご祝儀渡さないといけないのだろう・・・変な風習だなと思いました。
でももしこの風習がなかったら、自分以外の誰かがホールインワンを達成しても、自分は全く嬉しくも楽しくもなんともないなと。
誰がホールインワンしようが、その場にいた人全員がその喜びを共有できるように、アマチュアゴルフの先人たちが考え出した良い風習なのではないかと今は思っています。
ホールインワン保険の保険対象は次のようなものがあります。
- 同伴キャディに支払うご祝儀
- 達成記念としてゴルフ場に植樹
- 知人や友人を招いて祝賀会
- 達成記念として粗品を購入して贈呈
ゴルフ保険の費用は?
ゴルフ保険の費用は補償期間、積み立てか掛け捨てか、補償される金額で変わってきます。
補償期間1日、2日、3日、1週間、1年、2年と幅広く選択できるプランが多いようです。
1日補償の費用は300~500円ほどです。
1週間補償の費用は1000円、最も人気の1年補償の費用でも3000~9000円ほどで、家計に優しい価格設定になっています。
毎週ラウンドするベテランゴルファーなら補償期間2年のプランに加入すると、月額数百円から2000円弱ほどでゴルフ保険を利用できます。
積み立てタイプだと、毎月の掛金が積み立てられて、解約時や満期時に10万~100万円の払戻金を受け取れる仕組みになっています。
掛け捨てタイプに比べると月額は高くなりますが、打ちっ放し(ゴルフ練習場)でのケガも補償されるプランもあります。
年に数回しかラウンドしない初心者ゴルファーは、掛け捨てタイプの1年補償を選んでおけば安心かなと思います。
まとめ
ゴルフ歴に関係なく、ゴルファーとしてゴルフ保険の加入は必要だと思います。
運良くホールインワンを達成してしまったら、ホールインワン保険を活用して、その場にいた人全員に喜んでもらえるよう、手厚くおもてなししましょう。
運良く誰かがホールインワンを達成したら、しっかりご馳走してもらってください。
年間保険料が9000円として、月々750円の支払いで、もしもの時の安心が手に入るのなら全く高い買い物ではないと思います。
ホールインワン保険も含まれているゴルフ保険を検討してみてはどうでしょうか?
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