お盆のお供えの準備はいかがですか?
もしかしたら今年のお盆は旦那さんの仕事と重なって、義両親の家に帰省されない人もいらっしゃるかもしれませんね。
義両親からはお供えはいらないと言われて毎年帰省するときは手土産のみ持っていくけど、今年は帰省できないので、手土産の代わりにお供えは送りたい。
お供えは持参するもので送るものではない、と聞いたことがあるが本当のところはどうなのか。
今回は義両親へ送るお盆のお供えについて紹介します。
お盆にお供えを郵送してよい?
お盆にお供えを郵送するのは問題ありません。
お供えは持参するのが礼儀ですが、無理なら郵送すべきだと思います。
お盆の前日までに義両親へ届くように送ると、お盆のマナーを理解している良い嫁だと思われて好印象です。
一般的にお盆休みと呼ばれる時期は8月13日から16日ですが、東京を含む一部の地域では7月13日から16日と1ヶ月早くなるので注意してください。
義両親が住む地域のお盆が8月なのか7月なのか、相手に前もって確認しておくと安心ですね。
お盆のお供えにのしは必要?
のし(熨斗)とは、慶事(祝い事、めでたい事)における贈答品に添える飾りのことです。
贈答品に掛ける紙を熨斗だと勘違いしている人も多く、わたしもその中の1人でした。
下の画像の黒い四角で囲んであるのが「のし」です。
一般的に「のし紙」と呼ばれているのは、熨斗と水引が印刷された掛け紙のことです。
お盆は慶事ではなく弔事なので、熨斗を使うのは相応しくなく、お供えには水引だけ印刷された掛け紙を使います。
お供え用掛け紙の水引には黄白と黒白があり、地域によって違うので心配なら義両親に確認しておくとよいでしょう。
掛け紙の表書きは「御供」または「盆供」、その下に夫婦からのお供えなら名字または旦那さんのフルネームを書きます。
薄墨の筆ペンまたは毛筆で書くべきという意見もありますが、薄墨を使うのはお葬式だけなので、普通の濃さで書けば大丈夫です。
お供えの品に掛け紙をつけて、それを箱に入れて梱包する「内のし」と呼ばれる方法なら、掛け紙が汚れることなく送れるので安心ですよ。
お盆のお供えの予算はどれくらい?
お供えの予算は3000~5000円が一般的です。
お盆に帰省できないなら、手土産分を考慮してプラス1000円程度でも良いですね。
故人の好きだったものを選ぶべきだという意見もありますが、故人がビール大好きでビールを送っても、義両親や親類が全くお酒を飲まない人ばかりだったら、近所の誰かに配ったりと手間が増えるので、わたしなら日持ちして多数の人に好まれるものを選びます。
- 缶詰の水ようかん
- フルーツゼリー詰め合わせ
- 焼きまんじゅう
- お団子
上記なら子供から大人まで喜んで食べてもらえると思います。
落雁(らくがん)や白雪糕(はくせつこう)など盆菓子は見た目が綺麗ですが、昔食べたときにただ甘いだけで全く美味しくなかったので、お供えとしてわたしの選択肢にはありません。
もう十数年前の話で、今の盆菓子は美味しいかもしれないので、今度試食してみようと思います。
年をとるにつれて味覚も変化するので、今年からお供えの選択肢として追加されているかもしれません(笑)
まとめ
お盆に義両親の家に帰省できそうにないなら、手土産は諦めるにしてもお供えは送ったほうがよいです。
お供えに相応しい掛け紙も忘れないようにつけて、お盆の前日には届くよう準備しましょう。
故人へのお供えは無駄にすることなく、義両親や親類に喜んでいただける品物を選びたいですね。
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