涼しくなってくると、そろそろ運動を始めようかなと思う人が増えてきます。
とはいっても、ジムに通うほどのやる気はないので、自分のペースでできそうなウォーキングやランニングから始めてみようかなぁ・・・
と、思う人も多いのではないでしょうか。
最初はなるべく出費も抑えたいから、今あるスニーカーで始めてみようと思うけど、それで大丈夫なのかな?
ウォーキングやランニング専用のシューズでないと、足への負担が大きすぎてケガしたりしないのかな?
今回は靴選びで悩むあなたのために、ウォーキングシューズとスニーカーの違い、ランニングシューズとウォーキングシューズの違い、ランニングシューズでウォーキングしても問題ないか、について紹介します。
この記事を読み終えると、靴選びの悩みが解決して目的にあったシューズ探しを始めることができますよ。
ウォーキングシューズとスニーカーの違いとは?
ウォーキングシューズ
歩くことを目的とした靴です。
あげた足が踵(かかと)から地面につき、それからつま先が地面につき、踵が上がり、つま先が地面から離れる、これが歩きの足の動作です。
片足に体重約半分の負荷がかかるため、安定性を重視して靴底にラバー素材を使っています。
そのため、重量はやや重めになりますがクッション性は高くなっています。
重めになっているもう1つの理由は、振り子のようにリズムよく足を前に出しやすくするためです。
一昔前はウォーキングシューズのターゲット層は50代や60代だったため、落ち着いた地味なデザインのシューズが多かったのですが、最近のウォーキングブームでおしゃれなデザイン性の高いシューズも増えてきました。
すぐ履ける・すぐ脱げるに考慮したファスナー付シューズもみかけるようになりました。
シューズを履いたり、脱いだりするのに、いちいち紐を解いて結んで・・・とやるのは、個人的に面倒と感じるので、わたしならファスナー付を選びますね。
スニーカー
靴底がゴム素材になっている靴です。
スニーカーがまだ珍しかった頃、当時主流だった革靴に比べると、足音が静かでそっと忍び寄る(英語でスニーク)のに最適な靴として知られるようになって、スニーカーと呼ばれるようになりました。
今では、アディダスのスタンスミス、コンバースのオールスター、ナイキのエアフォースなどが、おしゃれなデザイン性の高いスポーツシューズがスニーカーとして認知されています。
足の負担を軽減することよりも、見た目を優先しているため、ウォーキングのように長距離の歩きには向いていません。
ランニングとウォーキングのシューズの違いとは?
ランニングシューズ
走ることを目的とした靴です。
走りは歩きの何倍ものスピードで足を動かします。
片足に体重約3倍の負荷がかかるため、衝撃で足が捻れたりしないような安定性とクッション性、足の蒸れを抑える通気性、足と靴の摩擦熱を逃す放熱性、など足を保護する機能に特化しています。
陸上競技の選手向けシューズだと、クッション性よりも軽量化を優先して、自然と前傾姿勢になり、足が前に出やすいように反発力が高めで、グリップ力を高めて蹴り出しやすくなっています。
足でしっかり地面を感じて進むウォーキングに比べて、足で地面を蹴りながらリズムをとって進むのがランニングです。
足へのフィット感はウォーキングシューズより大事になるので、履きやすさ・脱ぎやすさを重視したファスナータイプより、ファスナー無しの紐のみタイプがよさそうですね。
ランニングシューズをウォーキングに使うのはよい?
結論からいうと、ランニングシューズをウォーキングに使うのはオススメしません。
ランニングシューズでウォーキングも問題なくできますよーというなら、ウォーキングシューズは存在しなくてもよいですよね?
足への負担を最小限に抑え、ウォーキング効果を最大限に引き出すには、専用靴つまりウォーキングシューズを使うべきだと思います。
ランニングもウォーキングもするけど、両方の専用靴を買うのはお金かかるし、とりあえずはランニングシューズ1足あればいいかーと運動を開始するも、数週間で足を痛めて病院通いで医療費がかかって本末転倒・・・なんてこともありえます。
ランニングにはランニングシューズ、ウォーキングにはウォーキングシューズ、それぞれ用意することが1番の節約になるかもですよ。
まとめ
今回はウォーキングシューズとスニーカーの違い、ウォーキングシューズとランニングシューズの違い、ランニングシューズでウォーキングして問題ないのか、について紹介しました。
目的によって様々なシューズが存在します。
ウォーキングにはウォーキングシューズを、ランニングにはランニングシューズを履きましょう。
体への負担を抑えてケガせず運動を継続できることが最も重要ですよ。
ウォーキングについて関連記事を書いています。
参考になれば幸いです。
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