子供が生まれて初めて迎える夏。
友人から暑中見舞いが届いたので、子供のことやその他近況報告も兼ねて返事を出そうと思ったけど、暑中見舞いには暑中見舞いで返事を書くべきなのか、それとも通常の手紙で返事を書いて問題ないのか、よくわからない・・・
今回はその辺りをはっきりさせるため、暑中見舞いの返事について調べてみました。
暑中見舞いの返事は友人に出す?
原則として、暑中見舞いの返事は必要ありません。
暑中見舞いはお祝いごとではなく季節の挨拶なので、本来返事は必要ないと一般的に考えられています。
とはいっても、引っ越しや出産など生活環境が変わったことを友人に伝えたい場合もありますし、返事がないよりあるほうが喜ばれると思います。
もし返事を出すなら、暑中見舞いが「かもめ~る」などハガキで届いたら「かもめ~る」で、手紙で届いたら手紙でするのが望ましいです。
ハガキで届いたけど、相手に伝えたいこと盛りだくさんでハガキでは書き切れないというのであれば、手紙で返事を書いて問題ありません。
暑中見舞いの返事を友人に出すには?
暑中見舞いにはそもそも返事を出す決まりはないので、暑中見舞いの形で出しても、通常のハガキや手紙の形で出しても、どちらでもかまいません。
友人から届いた暑中見舞いに、結婚や出産、引っ越しなど生活環境の変化について書かれていたら、それらに一言二言触れて返事を書くとよいと思います。
例えば、相手が結婚したことに触れて、こちらの出産のことを伝えたいなら、こんな感じの暑中見舞いの返事はどうでしょう。
暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお葉書をありがとうございます。
連日の猛暑ですが、みなさま元気にお過ごしのようで何よりです。
ご結婚おめでとうございます!
写真の◯◯さんの笑顔をみると本当によかったと思います。
旦那さんも優しそうな感じでこれからもお幸せに!
こちらは△月に●●(子供の名前)が生まれました。
夜泣きで毎日寝不足ですが、夫も子育てを手伝ってくれるのでなんとかやっています。
子供は可愛いですよ(^^)
まだまだ暑い時期が続きそうです。
ご主人様共々、体調に気をつけて夏を乗り切ってくださいね。
令和◯年 盛夏
暑中見舞いの返事はいつまでに出すべき?
年賀状だと受け取ってから3日以内に返事を出すという決まりがあるそうですが、暑中見舞いにそのような決まりはありません。
その代わり、暑中見舞いとして返事を出せる期間が決まっていて、梅雨明けから立秋前日(8月6日あたりで年によって前後する)までとなっています。
梅雨明けは地域によって時期がずれるので詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
相手が返事を受け取るのが立秋を過ぎそうな場合、残暑見舞いとして出すのが望ましいです。
残暑見舞いは遅くとも8月中に届くように出しましょう。
もちろん、暑中見舞いや残暑見舞いという形にこだわらなければ、いつ返事を出しても構いません。
とはいえ、間をあけると返事を忘れてしまうかもしれませんし、相手が返事を楽しみに待っているかもしれないので、遅くとも1週間以内には返事を出したいですね。
まとめ
暑中見舞いの返事は原則必要ありませんが、季節の挨拶には挨拶で応えたい、近況報告をしたい、など理由があれば、何も気にせずに返事を出しましょう。
暑中見舞いの返事は暑中見舞いでなくて大丈夫です。
暑中見舞いの時期を過ぎたからといって、残暑見舞いで返事を出す決まりもありません。
納涼感あふれる便箋と封筒でお手紙で返事を出すのも趣があってよいですよ。
今年も暑い夏ですが、どうぞご自愛くださいね。
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