梅雨の時期は雨の毎日で家に着く頃には靴もびしょ濡れになっていること多いですよね。
何もしなくても次の日には乾いているので放置していても大丈夫なんでしょ?
と思っている人は大切な靴の寿命を短くしているかもしれません。
濡れた靴は嫌なニオイとカビの発生にもつながるので、ここで雨の日の靴のケアをしっかり確認しておきましょう。
雨の日の靴はどう乾かす?
今日は雨だったけど靴はそんなに濡れていないし、自然乾燥で明日には乾いているだろう・・・
なんて甘く考えていると、靴は半乾きのまま、嫌なニオイも発生し、カビの原因につながるかもしれません。
靴を乾かすといっても、室内に濡れた靴をもってきて置いたままほったらかしにしても、残念ながらすぐには乾きません。
洗濯機の脱水にかける意見も目にしますが、わたしは靴を傷めるのではないかと心配になるのでやったことはありません。
その代わり、次の方法で靴を乾かしています。
- インソール(靴の中敷き)がある靴はインソールを取り外します。
- 新聞紙を丸めてペーパータオルで包んだものを靴の中に詰めます。(新聞紙には消臭効果もあり)
- 靴(とインソール)を新聞紙の上に置きます。
- 靴の水分が新聞紙に移ってきたら、新聞紙の乾いている所に置き換えます。
- 靴に詰めたものに水分が移ってきたら、新しいものに詰め替えます。
- 3,4を繰り返します。
ドライヤーで急激に乾かそうとするとシミの原因になるので止めておいたほうがよいです。
扇風機で風を靴に当てるのは靴を傷めることなく乾きを速めるのでオススメです。
雨の日の靴を消臭するには?
靴の嫌なニオイの原因は雑菌の繁殖です。
雨の日の靴は、長時間履いている間に靴内が高温多湿で、足の汗や皮脂や垢が雑菌のエサとなり、雑菌繁殖に最適な環境になっているので、繁殖を抑えることが消臭につながります。
100均ショップで手に入る重曹を使わなくなった靴下に入れて靴の中に入れておくだけで水分とニオイを吸収してくれます。
重曹は1靴下に100グラムほどで十分です。
また、水道水と無水エタノールを1対 0.5 で配合したものをスプレー容器に入れるだけで簡単に消臭スプレーを作ることもできます。
靴を履く前、脱いだ後にひと吹きしておくとニオイ予防になりますよ。
消臭スプレーのファブリーズやリセッシュを靴にも使ってます!
という意見もよく目にしますが、これらは布製品の消臭を目的としていて、革靴など革製品に使うと変色、シミ、嫌なニオイが強くなる原因になる可能性があるので、わたしはオススメしません。
お部屋用やトイレ用などの芳香剤も同様ですので絶対に止めておいたほうがよいですよ。
重曹でも、無水エタノールでも、期待するほど消臭できなかったら、ほかの方法を試して大切な靴を痛めてしまう前に、靴専門のクリーニング屋さんに相談するのがよいと思います。
靴のカビを防止するには?
濡れたままの靴は玄関に放置せずに、さきほど紹介した手順で乾かします。
濡れたままの靴をすぐ下駄箱にしまうと、下駄箱内の湿度が上がって他の靴にもカビを発生させてしまう原因になるので止めましょう。
下駄箱に新聞紙を敷いておくと湿気を吸収するだけでなく、消臭効果もあります。
靴の汚れもカビの原因になるので、革靴などは脱いだ後にブラッシングしておくとよいです。
靴がしっかり乾いたら下駄箱に戻す前に、靴の中に靴下に詰め込んだ重曹または靴用の除湿剤を入れることでカビの発生を抑えることができますよ。
まとめ
雨の日の靴は放置せずに正しい手順でしっかり乾かしましょう。
靴の嫌なニオイの原因である雑菌の繁殖を抑えるために、100均ショップで手に入る重曹や無水エタノールを上手く使いましょう。
靴用の除湿剤を併用すればカビ防止にも役立ちますよ。
大切な靴だからこそしっかりケアをして、できる限り長く履きたいものですね。
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