９月になると敬老の日がありますね。
小学生のお子さんが、敬老の日はおじいちゃん・おばあちゃんが喜ぶことを何かしたい、と言い出したらどうしますか？
両親も義両親も、飛行機で帰省するほど離れていて、お祝いの品を贈ることくらいしか思いつかない・・・
敬老の日は電話でお祝いを伝えれば十分で、贈り物をする必要はない、と聞いたこともあるし、何が正しいのだろう・・・
今回はその辺りが曖昧な方のために調べてわかったことを紹介します。
敬老の日のプレゼントは必要？
老人を敬い長寿を祝うこと、孫から祖父母へ感謝を伝えること、が敬老の日の目的なので、お祝いの品などプレゼントはなくても良いと思います。
「わたしたちはまだ年寄りではない！」
と怒り出す祖父母もいますので、贈り物で感謝を伝えないほうが無難です。
孫が生まれて、立場上はその子のおじいちゃん・おばあちゃんですけど、まだまだ老人扱いされる年齢ではないのに敬老の日を祝うのは、わたしはおかしい気がします。
「５０代で敬老の日を祝って欲しくない」
「敬老の日を祝うのは７５歳になってからがいい」
という意見もあるようなので、プレゼントを考えるなら相手の年齢をきちんと確認する必要がありそうですね。
敬老の日のプレゼントで祖父や祖母へのおすすめは？
祖父母に対しての敬老の日のプレゼントとしてオススメしたいのは、孫からのお手紙やメッセージカードです。
わたしが小学生だった頃、祖父母とは遠く離れて暮らしていたので、祖父母の誕生日や敬老の日には手紙を書いていました。
誕生日の手紙には「誕生日おめでとう」と書いていましたが、敬老の日の手紙には「長寿おめでとう」の代わりに「夏休みはいつも遊んでくれてありがとう」と書いていた気がします。
わたしにとって敬老の日は「祝う」ではなく「感謝する」ことが大事と感じていたのだと思います。
孫が小学生ならこんな感じの手紙やメッセージカードをもらったら、おじいちゃん・おばあちゃんは嬉しいんじゃないでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんへ
お元気ですか？
ぼくはすごく元気です。
夏休みはとても楽しかったです。
いっしょに〇〇へ行ってくれてありがとう。
また行きたいです。
運動会のかけっこで一番になったよ。
運動会の写真こんどみせます。
お正月に会えるのを楽しみにしてます。
いつまでも元気でいてください。
◯◯より
祖父母への感謝、健康への気遣い、孫の近況報告があればしっかりとした内容になりますし、喜んでもらえるので、子供が書くときにアドバイスしてあげてください。
あくまでも子供の意思を尊重して、親が無理やり祖父母へ手紙やメッセージカードを書かせることはしないでくださいね。
そうして書いたものは祖父母が読めば、すぐバレてしまいますし、喜んでもらおうと思って送ったものが逆にがっかりさせてしまいますので。
敬老の日のプレゼントの相場は幾ら？
わたしがオススメする敬老の日のプレゼントは、孫からのメッセージカードや手紙なので、カードや便箋と封筒が買える１００円～５００円くらいが相場でしょうか。
敬老の日だけでなく誕生日など、年齢に関係があるイベントにお祝い品は欲しくないという人も少なからずいるそうなので、百貨店、楽天やアマゾンなどネットショップで購入してお祝い品を贈るのは止めておいたほうがよさそうです。
メッセージカードや便箋も、敬老の日に出すものだからといって、老人が好みそうなデザインや色合いのものを選ばず、孫が気に入ったものを選んで書いたほうが、孫が自分たちのために選んでくれたことも、自分たちが老人扱いされていないことも理解してもらえるのでオススメですよ。
まとめ
敬老の日のプレゼントは必要ではありませんし、贈って喜ばれることは少ないかもしれません。
どうしても贈りたいなら、孫からの手紙やメッセージカードがオススメです。
どちらもお年玉やお小遣いで手に入る金額なので、もしお子さんが敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんに何かお祝いしたいと言い出したら、お手紙とかカード書いたら２人が喜ぶよーと勧めてみてくださいね。
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