2019年10月からの消費税増税に合わせて急に目にするようになった「キャッシュレス」という言葉。
なぜ今キャッシュレスが話題になっているんだろう?
キャッシュレスになると何が良いのだろう?
キャッシュレスになったら悪い影響もあるのかな?
今回はキャッシュレスについて全く知らないあなたのために、キャッシュレスがなぜ推進されているのか、キャッシュレス利用者のメリットとデメリットもあわせて紹介します。
キャッシュレスがなぜ推進されているのか?
キャッシュレスがいま推進されている理由は大きく2つあります。
日本政府は2027年までに国内のキャッシュレス決済比率を2019年現在の約20%から倍の40%まで引き上げることを目指しています。
世界のほとんどの国でキャッシュレス決済比率が40%以上と高水準であることと、2020年に開催される東京オリンピックにはそんなキャッシュレス決済比率の高い国々から日本に訪れる観光客による巨額のインバウンド需要も予想されることから、キャッシュレス決済の国内普及が急がれています。
2019年10月に開始された消費税増税による消費の冷え込みの抑制と、キャッシュレス決済の促進のため、政府は増税ポイント還元制度をスタートさせました。
キャッシュレス決済を利用すると、購入金額の最大5%のポイントが還元される制度です。
ただし、増税ポイント還元制度の実施期間は2020年6月30日までと決まっています。
ところで、キャッシュレス決済とは何でしょうか?
キャッシュレス決済とは、現金以外の方法で支払いを行うことです。
買い物に使うクレジットカード、電車に乗るときに使うSuicaやPASMOもキャッシュレス決済の1つです。
キャッシュレス決済は支払いタイミングによって3種類に分かれます。
また、何を使って支払うかによって4種類に分かれます。
キャッシュレス決済の主なサービスをまとめるとこんな感じです。
前払い | 即時払い | 後払い | |
QRコード バーコード | PayPay LINE Pay Origami Pay メルペイ | 楽天Pay | |
非接触IC カード | Suica PASMO nanaco WAON | ||
接触IC カード | デビットカード | クレジット カード | |
磁気カード | デビットカード | クレジット カード |
キャッシュレス利用者のメリットとは?
政府が推進するスマホ対応キャッシュレス利用者のメリットをまとめてみました。
小銭やポイントカードがたくさん入った重い財布を持ち歩きたくない人、
家計簿をつけるのが面倒な人、
支払いの際に小銭をぴったりだそうと財布の小銭入れを探して時間がかかり、後ろに並んでいる人の視線が気になって焦ってしまう人、
などはキャッシュレス決済はありがたいのではないでしょうか。
キャッシュレスのデメリットで消費者が知っておくべきことは?
政府が推進するスマホ対応キャッシュレス決済のデメリットをまとめてみました。
2018年のペイペイと2019年のセブンペイの不正利用などセキュリティに関する問題が気になって、スマホのキャッシュレス決済を使うのはもうしばらく様子見かなぁとわたしは思ってます。
スマホのキャッシュレス決済を使いはじめても、ネット環境やスマホ状態によって支払いができなくなると困るので、現金やクレジットカードは財布に入れて持ち歩くのは今と変わらないと思います。
まとめ
キャッシュレスがいま推進されているのは、消費税増税と東京オリンピックが理由です。
キャッシュレス決済にはメリットもあれば、デメリットもあります。
わたしが今使っているキャッシュレス決済はクレジットカードとSuicaくらいです。
スマホのキャッシュレス決済にはまだ手を出していません。
種類が多すぎて選べないし、セキュリティ問題も心配だし、今とくに必要だと感じていないので、しばらく様子を見て不便なキャッシュレス決済が淘汰されて、本当に便利で安全なキャッシュレス決済だけ残ったとき、スマホのキャッシュレス決済も始めてみようと思ってます。
キャッシュレス決済の普及率は日本だけでなく世界でさらに上がっていくはずです。
まだどのキャッシュレス決済も経験がなかったら、まずはスマホが必要ない安心のSuicaやクレジットカードから始めてみてはいかがでしょうか。
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