8月は残暑見舞いのシーズンですね。
今年ご結婚されて、結婚報告を兼ねた残暑見舞いを出そうと思ってますか?
「出す目的が異なるものを一緒にするのはよくない」
と聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょう。
わたしもその辺りが疑問だったので今回調べてみました。
残暑見舞いで結婚報告してよい?
残暑見舞いで結婚報告をして問題ありませんし、今ではそれが一般的です。
残暑見舞いは季節の挨拶で、結婚報告は祝い事なので、分けて送るのが礼儀とする意見も以前はあったようですが、結婚報告のハガキまたは手紙を受け取った側は、お祝いを催促されていると感じ、良い印象を受けないので、残暑見舞いのような季節の挨拶状に含めて結婚報告するほうが親切だと現在は考えられているそうです。
結婚報告を兼ねた残暑見舞いを出すのは、結婚披露宴に出席しなかった親戚、友人、会社の上司や同僚、その他お世話になった人になります。
結婚披露宴に出席した人へあらためて結婚を報告するのは変なので、その代わりに結婚式に参加してくれた感謝の気持ちを綴ったお礼状を出すと喜ばれるでしょう。
お礼を兼ねた残暑見舞いとして送ってもよいと思います。
結婚報告はがきはいつまでに出す?
結婚報告ハガキの目的は、結婚式に出席できなかった人へ結婚したことを報告するとともに、新住所と新姓を知らせるだけでなく、これからも変わらないお付き合いをお願いすることです。
一般的なマナーとして、結婚披露宴が終わって1~2ヶ月以内、入籍のみの場合は入籍後から1~2ヶ月以内に結婚報告ハガキを出すようです。
結婚式の写真をハガキに印刷または手紙に同封したいという人が多いと思いますし、写真の出来上がりを待っているうちに1,2ヶ月経ってしまうこともあると思います。
結婚報告できるのが、梅雨明けから立秋前日(8月6日前後で年によって異なる)の間なら暑中見舞いで、立秋から9月上旬の間なら残暑見舞いで、11月以降なら年賀状で送ると季節の挨拶も兼ねるのでオススメです。
梅雨明けは地域によって差があります。詳しくはこちらの記事を参照してみてください。
年賀状の時期も過ぎて、暑中見舞いにも早すぎるときは、通常の結婚報告ハガキで結婚を知らせましょう。
結婚報告ハガキの書き方は?
結婚報告は次のような内容で書きます。
- 結婚の報告
- 挙式や入籍した日付を含めた本文
- これからも変わらぬお付き合いをお願いする文
- 新居の住所
- 旦那さんと嫁の名前(旧姓も)
例えば、残暑見舞いで結婚報告をするならこんな感じです。
残暑お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか
この度、私たちは◯月◯日に結婚いたしました。
新居での生活も始まり、やっと少し落ち着いてきたところです。
まだまだ未熟な二人ですが、力をあわせて笑顔が絶えない家庭を築いていきたいと思っています。
今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
令和◯年 立秋
〒xxx-xxxx
◯県◯市◯町1-1-1
山田 太郎
花子(旧姓 田中)
残暑見舞いで結婚式のお礼を書くならこんな感じでしょうか。
残暑お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか
私たちの結婚式にご出席いただき本当にありがとうございました。
引っ越しも無事に終わり、新居での生活にもやっと慣れてきたところです。
こちらにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
これから未熟な二人で力をあわせて明るい家庭を築きたいと思っています。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
令和◯年 立秋
〒xxx-xxxx
◯県◯市◯町1-1-1
山田 太郎
花子(旧姓 田中)
季節の挨拶「残暑お見舞い申し上げます」は目上の方へ出すときは、「残暑お伺い申し上げます」とするのが一般的なので注意です。
ハガキに印刷または手紙に同封する写真は、新郎と新婦の顔がはっきりとわかるもの、例えば結婚披露宴での写真から選ぶのがオススメです。
ふだん会う機会が少ない親戚には新郎新婦と両親が写っている家族写真を選ぶと喜ばれますよ。
まとめ
残暑見舞いで結婚報告するのは、相手にお祝いを催促している印象を与えない良い方法です。
結婚報告は披露宴または入籍から2ヶ月以内に行うのが一般的です。
時期があえば、暑中見舞いや年賀状など季節の挨拶も兼ねると、結婚報告する側も別々に書く手間が省けますし、受け取る相手も返事を書くのは1度でよくなるので親切です。
夫婦で相談して最も適切なタイミングで結婚報告してくださいね。
時間がないときは挨拶状ドットコム 結婚報告はがき
のようなネット印刷サービスを利用するのも手ですよ。
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