今年幼稚園に入園されたお子様がいらっしゃる方、入園おめでとうございます。
8月はまだ残暑が厳しい時期ですが、幼稚園または担任の先生から残暑見舞いが届きましたか?
残暑見舞いに返事を出さないのが普通と聞きますが、その辺りがはっきりせず不安な方のために今回調べてみました。
幼稚園からの残暑見舞いに返事するべき?
結論からいうと、残暑見舞いの返事は必要ありません。
結婚報告や出産報告のような祝い事ではなく、残暑見舞いは季節の挨拶状なので、返事は必要ないと一般的に考えられています。
とはいっても、幼稚園の担任の先生が個人的に子ども宛に出した残暑見舞いなら、先生も子どもからの返事を楽しみにしているかもしれないので、返事を出したほうがよいでしょう。
差出人が園長先生と担任の先生の連名でも、子どもへ何かしらメッセージが書かれていたら、担任の先生宛に返事を出すと喜んでもらえると思います。
いまではメールやLINEが主流となって、ハガキや手紙を出す機会が本当に減りました。
だからこそ、残暑見舞いの返事を出すことで
「ハガキに相手に伝えたいことを書いて、切手を貼って、ポストに入れると、郵便屋さんが届けてくれるんだよー」
と、子供に教えてほしいと思います。
幼稚園から届いた残暑見舞いが、差出人が園長先生の氏名と職員一同で、裏面の文章もどこかでみたような決まり文句が印刷されていて、担任の先生から子どもへのメッセージがなかったら、形だけの挨拶状だと捉えてわたしなら返事は出しません。
残暑見舞いを幼稚園に出すときの宛名は?
原則、残暑見舞いの差出人が宛名、差出人住所が宛先となります。
最近は個人情報保護のため、差出人が担任の先生であっても、差出人の住所は幼稚園となっていることが多いようなので、返事の宛先は幼稚園になります。
差出人住所:幼稚園の住所
差出人:担任の先生
返事の宛先:幼稚園の住所
返事の宛名:担任の先生
差出人は幼稚園の園長先生と担任の先生の連名、宛名は子ども、であれば返事の宛先は幼稚園、宛名は担任の先生でよいでしょう。幼稚園の責任者として園長先生の氏名があるだけで、実際は担任の先生が子どもたちに残暑見舞いを書いているのでこれで問題ありません。
差出人住所:幼稚園の住所
差出人:園長先生と担任の先生
返事の宛先:幼稚園の住所
返事の宛名:担任の先生
幼稚園からの残暑見舞いの返事ついて友人に聞いてみたところ、以前届いたハガキには表に幼稚園の住所と園長先生の氏名、裏に担任の先生から子どもへのメッセージと先生の個人住所があったから、返事は担任の先生の住所に出したとのことでした。
差出人住所:幼稚園の住所(ハガキ裏に担任の先生の住所)
差出人:園長先生
返事の宛先:担任の先生の住所
返事の宛名:担任の先生
残暑見舞いを幼稚園の先生に出すには?
幼稚園の先生からの残暑見舞いは、もしかすると子供にとって初めて受け取る自分宛てのお手紙かもしれません。
お手紙をもらったら返事を出す、ということをどこかで知っていたら、
「先生にお返事だしたい!」
と言ってくるに違いありません。
返事は子どもの思うがまま、自由に書かせてあげることが大事です。
字はまだ練習中で、上手く書けなくても、解読不能でも、そのままにします。
字はまだ書けず、代わりに好きな絵を書いて、下手でも、意味不明でも、そのままにします。
字も絵もできないけど、好きなシールをペタペタ貼って、統一感が全くなくても、そのままにします。
あくまで先生と子どものやりとりとして考えて、手伝いたい気持ちをぐっと我慢して、子どもを見守ってあげてください。
先生も保護者からの丁寧で達筆な返事ではなく、子どもの素直な気持ちがあふれる返事を楽しみに待っているはずです。
夏休みに撮った家族写真をハガキに印刷して残暑見舞いの返事として先生に出す人もいるようですが、子どもの手作り返事に勝るものはないと思います。
まとめ
幼稚園から子供宛に残暑見舞いが届いたら、子供の思うがままに担任の先生へ返事を書かせてあげてください。
残暑見舞いの返事の宛先は差出人住所、宛名は差出人が一般的ですが、差出人が園長先生と担任の先生の連名なら、宛名は担任の先生がよいでしょう。
ハガキや手紙を出す機会が減っている今だからこそ、残暑見舞いの返事を出すことを通じて、ハガキや手紙の出し方、大人でもハガキや手紙を受け取ったら嬉しい気持ちになることを子供に伝えてください。
残暑見舞いの返事も忘れずに、今年の夏も元気に乗り越えましょう!
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