小学校6年間で徐々に増えていった漢字も、中学校に入るとさらに難しい漢字が増えてきます。
中には知っていたらカッコイイ!という漢字も含まれますが、知らないと恥ずかしい漢字もたくさんあります。
パソコンの普及で手書きをすることが減ってしまい、「読めるけど書けない」大人も多いです。
そして、中学生で漢字をしっかり勉強していなければ、「読める」ことすらできなくなってしまいます。
日本人として生まれてきたからには知らないと恥ずかしい漢字。
淡々とした漢字練習に面白さを感じられず、苦手意識がある子供も多いと思います。
そこで今回は苦手を克服できるような漢字ドリルを5つ選んでみました。
中学1年の国語 漢字を学ぶおすすめドリル5選
漢字を学ぶためには、とにかく多く練習することが重要ですよね。
できれば毎日コツコツ続けられるのが理想ですが、淡々とした作業を苦手とする子供も多いと思います。
そこで今回は毎日続けられることを目標に、1回分の量が少ない漢字ドリルを中心に選んでみました。
中学初級漢字 中1レベル (10分間基礎ドリル)
1回分が10分と短いので、毎日続けやすい漢字ドリルです。
各章末には「まとめテスト」があり、巻末には「総復習テスト」もあるので、学んだことが定着しているかチェックできますよ。
また、難しい問題にはヒントがついているので、モチベーションを保ちやすいです。
解答には解説がついているので、間違えた問題をしっかり復習しやすいようになっています。
コンパクトなドリルなので持ち運びに便利な反面、字が小さくて読みにくい点に注意です。
中学1年 10分間復習ドリル 漢字・語句: ググッと学力UP!
1回分が10分で終わる毎日続けやすい漢字ドリルです。
巻末には仕上げテストが2つあるので、定着度合いのチェックも可能です。
タイトルに「漢字・語句」とあるように、慣用句や熟語のページもあり、漢字練習だけよりは楽しいと思います。
わたしなら、ひたすら漢字を練習するよりは、意味を考えながら練習した方が身につく気がするので、慣用句などがあるのはプラスポイントだと思いました。
1枚ずつはがして使えるので、持ち運びも便利ですよ。
中1漢字 (サクッと3分間ドリル)
なんと1回分が3分で終わる漢字ドリルです。
1ページ目に漢字の読み方の問題、2ページ目には同じ文の漢字書き取りバージョンがあります。
どのページも5問ずつなので、漢字が苦手な子供でも飽きる前に終わりますよ。
10分も漢字に向き合っていられない、漢字練習が本当に嫌だという子供に向いていますね。
1回分が3分とはいえ、「まとめテスト」や「復習テスト」もついているので、しっかり定着しているか確認できます。
3分で終わらせれるので忙しい中学生の朝活にも最適ですね。
わたしの次男は「勉強は嫌い」と断言しているので、このドリルで頑張ってほしいと思います。
くもんの中学基礎がため100%中学国語 漢字編
スモールステップで進むのが評判のくもんの漢字ドリルです。
小学生で習った漢字から中学校で習う漢字までを、書き順や読み方までしっかり確認できます。
重要漢字は繰り返し出てくるので忘れにくいですよ。
付録に四字熟語、古事成語、同音異義語のカードがついてくるので、つまらない漢字練習の息抜きにもなります。
何回も繰り返し書くだけではなく、基礎から丁寧に覚えたい子供向けのドリルです。
1度覚えたことがしっかり定着するようにできている漢字ドリルなので、漢字が苦手な子供でも自信がつくと思いますよ。
頻出度順漢字検定5級問題集
何か目標のあったほうが燃える子供向けの漢字ドリルです。
ご存知の人もいると思いますが、漢字検定対策用のドリルです。
漢字検定5級の目安は小学6年生修了程度(1026字)、4級は中学在学程度(1339字)と言われています。
中学1年生になったばかりであれば、漢字検定5級取得を目指して勉強するといいと思います。
目標を決めて達成感を味わい、漢字に対する苦手意識をなくせればいいなと思い選びました。
ドリルの内容としては、よく出る順、出題パターン別に構成されています。
熟語のページでは熟語を分解して意味を解説してあって、漢字を覚えやすい工夫がされています。
デメリットはページ下部に解答があるので、意思が弱いと問題を解く前に見てしまうことです。
付属の赤いシートで答えはしっかり隠して取り組むとよいでしょう。
まとめ
今回は中学1年の国語で、毎日続けられることを目標に、1回分の量が少ない漢字ドリルを中心に5つ紹介しました。
基本的に何度も書かないと覚えられない漢字は、どちらかというと「つまらない」分野かもしれません。
しかし、漢字を知らないと大人になってから恥ずかしい分野でもあります。
漢字は実生活に直に結びついていると感じられる分野でもあるので、普段から漢字に興味を持てるように漢字ドリルで勉強させるのも1つの手です。
漢字ドリルをうまく利用して、あなたの子供の漢字に対する苦手を克服できるようサポートしてあげてくださいね。
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