中学1年の息子が理科の植物がわからないと相談してきた。
このまま理科嫌いになってほしくないし、逆にもっと植物に興味をもってほしいから何かよい方法はないかな?
こんな悩みを解決します。
わたしたちの身の回りに存在する「植物」について教科書で知識を学ぶだけだと、なかなか面白みを見い出せず、興味を持てないのも当たり前かなと思います。
わたしも中学生の理科、特に植物が苦手だったのですが、親が買ってくれた植物に関する本や図鑑をみているうちに植物の知識がみるみる頭に入ってきて、どんどん植物が好きになりました。
現代にも植物に興味をもてる本がたくさんあります。
この記事では、その中からわたしが中学1年の理科の植物を楽しく学べると思った本を5冊選んで解説します。
この記事を読めば、植物に対する子供の興味が湧いて、親として悩むこともなくなりますよ。
中学1年の理科 植物を楽しく学べる本5選
今回はマンガで説明してある読みやすいもの、普段は気にも止めていなかったけれど言われてみれば気になることをテーマにしているもの、親も一緒に楽しめそうな本を中心に選んでみました。
では1冊ずつ解説していきますね。
名探偵コナン理科ファイル 植物の秘密
小学校の図書館にもある「名探偵コナン」の学習マンガシリーズです。
小学校の理科の教科書に完全準拠した内容となってはいますが、中学1年生でも十分楽しめる内容です。
「ちょっと気になるな」と思えるテーマのマンガが導入部分に描かれているので、植物に興味がない子供でも読みやすいですよ。
全てがマンガというわけではなく、ストーリーの後にはマンガに関連するコラムがあるので、そこで詳しい植物の知識を学べます。
街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本
子供が登校する時に見かける雑草や野草がきっとありますよね。
でも、視界の片隅に入っているだけで特に気にも止めず、それがなんだか調べることもしないでしょう。
それらに目を向けてみたら、少し植物に対する意識が変わるかな?と思い選んでみました。
「街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本」には道端でよく見かける雑草や野草が、花の咲く季節順、科目別に収録されています。
各ページには花の名前の下に咲く月が載っていて、草丈やどの辺りで見つけられる花なのかも合わせて書かれています。
本文には花の情報と写真が掲載されているので、パラパラめくって見かけたことのある花を調べてみるのも楽しいと思いますよ。
似ている植物との見分け方が掲載されているのも面白いですね。
植物に関連する重要語句の説明もあるので詳しい知識も身につきますよ。
植物学「超」入門 キーワードから学ぶ不思議なパワーと魅力
普段特に疑問に思わないけれど、言われてみればなぜだろう?
といった疑問を丁寧に紐解いてくれる本です。
例えば、
「葉っぱはなぜ緑色なのか?」
「なぜ植物は骨もないのに立っていられるのか?」
など引き込まれる子供は楽しめると思います。
ただし教科書のような感じで文字も多く、一目見て読む気をなくしてしまうかもしれないので、購入前に本屋で確認すると良いと思います。
だれかに話したくなる あやしい植物図鑑
日常生活で見かける植物はほぼ皆無ですが、植物に興味を持たせるのにピッタリの本です。
導入ページでは、光合成などの植物に関する一般的知識がイラストで面白く、且つわかりやすく説明されています。
「あやしい」がテーマの植物を集めて「強すぎ」「見た目」「やりすぎ」の3つに分類されています。
「強すぎ」や「やりすぎ」にはどんな植物があるのか気になりませんか?
気軽に読める本なので、植物にあまり興味がない子供にピッタリですよ。
わたしの子供は「ざんねんな生き物シリーズ」が大好きなので、この本も気に入って読むのではないかと思います。
おもしろ図鑑 植物たちの生き残り大作戦
人間が誕生するずっと昔から存在する植物の生き残り作戦を、写真、イラスト、マンガで楽しく紹介してくれる本です。
「植物の生き残り」なんて普段考えないですが、現在も目にする植物には生き残った理由がありますよね。
そこに焦点を絞って、葉、花、匂い、実、茎、毒、根のテーマでそれぞれの不思議をまとめています。
各テーマの導入部分がマンガになっていて読みやすいですよ。
収録されている植物は聞いたことがないものが多いですが、わたしが読んでも興味をそそられそうな内容です。
まとめ
今回は中学1年の理科の植物を楽しく学べる本を5冊紹介しました。
名探偵コナン理科ファイル 植物の秘密
小学校の図書館にもある、国民的アニメの学習マンガです。
植物に興味がない子供でも読みやすいストーリーとコラムが収録されています。
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本
日常生活でよく見かける雑草や野草が収録されている図鑑のような本です。
普段の生活から植物に興味を持つにはピッタリの本ですよ。
植物学「超」入門 キーワードから学ぶ不思議なパワーと魅力
今回紹介した中では一番難しい本かもしれませんが、とても興味深い本です。
「葉っぱはなぜ緑なのか?」などの雑学を知りたい子供向けの本です。
文字が多めなので苦手な子供もいるかもしれません。
だれかに話したくなる あやしい植物図鑑
「強すぎ」「見た目」「やりすぎ」3つテーマであやしい植物を集めた図鑑です。
気軽に読めるので、植物に興味をもたせるにはピッタリの本ですよ。
おもしろ図鑑 植物たちの生き残り大作戦
植物の生き残り作戦を、写真、イラスト、マンガで楽しく解説する本です。
聞いたことがない植物が多くて興味をそそられる内容ですよ。
中学で勉強する教科としての植物は面白くなく、興味をもてないかもしれません。
そんなときはマンガだったり、読みやすさだったり、植物に興味がもてそうな本や図鑑をいろいろ試して、あなたの子供にぴったりの1冊を見つけてあげてくださいね。
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