倉敷にある大原美術館の見どころは?アクセス方法や口コミも紹介

大原美術館美術館
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岡山の倉敷にある大原美術館は、西洋美術やオリエント、中国の古美術に触れられる私設美術館です。

大原美術館の外観はギリシャ風なのに、中に入るとモダンでおしゃれな雰囲気があります。

昔の有名な作家の作品だけでなく、現代アートも楽しめます。

今回は大原美術館にまだ行ったことがない人のために、見どころやアクセス方法、口コミについて紹介します。

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倉敷 大原美術館 基本情報

歴史

大原美術館は、倉敷紡績を立ち上げた大原孫三郎が1930年に設立した日本初の西洋美術館です。

大原美術館の設立に深く関わった人物に児島虎次郎がいます。

児島虎次郎は、東京美術学校の西洋画科に入学して大原家から奨学金の支援を受けていました。

そして虎次郎は孫三郎の希望によってヨーロッパに留学し、フランスのパリやベルギーのゲントの美術アカデミーで学びました。

美術アカデミーを卒業後、日本に帰国していた虎次郎ですが、日本の芸術のために美術作品の収集活動がしたいと孫三郎に頼み、1919年第一次世界大戦中のヨーロッパへ再び留学します。

大原美術館の中核をなす、エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティスなどの作品はこのとき虎次郎が収集したものです。

虎次郎は残念ながら47歳の若さで亡くなりましたが、孫三郎は虎次郎が収集した美術品と虎次郎が画家として描いた作品をより多くの日本人に公開するために大原美術館の建設を決意します。

そして、日本が不況で倉敷紡績の業績も悪い中、孫三郎と虎次郎の友情の証として、今を生きる人々に対して意義のあるものとして、1930年(昭和5年)に大原美術館が開館します。

虎次郎はヨーロッパ留学時、オリエント美術や中国文化にも触れて、当時収集したアジア美術の作品も大原美術館に展示されています。

さらに孫三郎の息子である大原總一郎は、「美術館は生きて成長していくもの」という信念をもち、作品の拡充と美術館の増設を行い、セザンヌやピカソなど近代絵画の収集に力をいれました。

大原美術館はヨーロッパからアジア、古代から近代アートまで網羅した作品が多く展示されているとても魅力的な美術館です。

開館日時と休館日

開館時間 9時から17時(入館は16時30分まで)
休館日 毎週月曜日・12月28日~31日
祝祭日及び振替休日は開館
夏季(7月下旬から8月)と10月は無休

入館料(本館/分館/工芸・東洋館 共通)

個人団体
一般1300円1200円
大学生800円700円
高校生
中学生
小学生
500円300円

JAF 会員証を提示すると団体料金が適用されますよ。

場所

JR倉敷駅から徒歩12分で、倉敷美観地区内にあります。

岡山県倉敷市中央1丁目1-15

アクセス

電車

東京方面:

山陽新幹線・岡山駅下車・山陽本線倉敷駅下車 ⇒ 南に徒歩15分

広島方面:

山陽新幹線・新倉敷駅下車・山陽本線倉敷駅下車 ⇒ 南に徒歩15分

バス

JR倉敷駅から美観地区へは2つ目の停留所「大原美術館前」で下車(所要時間2分)

東京・広島方面:

山陽自動車道・倉敷IC ⇒ 倉敷美観地区まで20分

四国方面:

瀬戸中央自動車道・早島IC ⇒ 倉敷美観地区まで20分

駐車場:

大原美術館に駐車場はありません。近くの有料駐車場を利用してください。

倉敷市営中央駐車場(岡山県倉敷市中央2丁目6-1)

大原美術館まで徒歩4分

タイムズ倉敷中央第2 ( 岡山県倉敷市中央1丁目6 )

大原美術館まで徒歩3分

Dパーキング倉敷 ( 岡山県倉敷市中央2丁目2 )

大原美術館まで徒歩4分

美観地区には他にも駐車場がありますが、連休やイベント開催時には混雑します。

大原美術館まで少し遠くなりますが、混雑時期でも比較的空きがある駐車場はこちらです。

倉敷商店街第二駐車場 ( 岡山県倉敷市鶴形1丁目5-28 )

大原美術館まで徒歩7分

大原美術館周辺の駐車場や混雑状況についてはこちらの記事にまとめてあります。

見どころ

絵画 エル・グレコ「受胎告知」

深い神秘的な夜空に天使ガブリエルが登場し、お互いの視線が交差します。

マリアのお腹の中に、新しい命が芽生えたことを告げるシーンでどきどきする緊張感があります。

大原美術館を訪れた人が最も感動する作品だといわれています。

絵画 モネ「睡蓮」

モネが暮らしていたジヴェルニーの邸で、水面に浮かぶ美しい睡蓮を描いています。

近寄ると睡蓮の池は淡い水色に見えますが、離れてみると雲や空を感じられるのが魅力です。

毎日変化する空や雲の影、樹の葉や風、水面の変化を表現しています。

彫刻 ロダン「洗礼者ヨハネ」

人の体の動きをしっかりととらえた作品で、たくましいと評判です。

彫刻 ロダン「カレーの市民」

鍵をもつたくましい手、前をしっかりと見つめるまなざしが強い気持ちを表現しています。


大原美術館には、本館の他に分館と工芸・東洋館があります。

分館では現代アートの作品も展示され、岸田劉生さん草間彌生さんの作品が話題です。

おしゃれなスポットとして有名なのが、本館2階のギャラリーにある小さな窓です。

窓の装飾も素敵なんですが、窓から見える昔ながらの風景にはうっとりします。

私がおすすめするのは工芸館と東洋館の廊下のステンドクラスです。

倉敷ガラスの小谷真三さんの作品で、オレンジ色の光が心を穏やかにしてくれます。

休憩には大原美術館の敷地内にある新渓園という日本庭園が人気です。

新緑の季節にはサツキが咲き、秋には紅葉を楽しめます。

作品鑑賞に疲れたら和室と茶室を備えた部屋でゆっくりと足を休めてみてはいかがでしょう。

夜にライトアップされる大原美術館も綺麗ですよ。

ボランティアのスタッフと会話しながら鑑賞できる、ギャラリーツアー「フレンドリートーク」もおすすめです。

毎週土曜日は午後1時半、日曜日は午前11時から開始で、時間は30分から1時間ほどです。

絵画の歴史を学べたり、美術館の楽しみ方に出会えますよ。

入館料だけで「フレンドリートーク」は無料で参加できます。

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口コミ

良い口コミ
  • 日本にわずか2点しかないエル・グレコの作品がみれる
  • 有名な絵画をゆっくり眺めることができる
  • 日曜でも東京都内のような混雑はなく、ゆったり名画を鑑賞できる
  • 建物好きにはギリシャ神殿のような建物がたまらない
  • 本館と分館、工芸・東洋館を1枚のチケットでまわれるのでお得
  • 民芸品のコレクションが見応えあり
  • 美術館に隣接するお庭も素晴らしい
  • 学芸員さんによる無料の本館ツアーがある
悪い口コミ
  • 素晴らしい作品が多いが、小さい子供にはちょっと退屈
  • イタリアやフランスの美術館を体験した人には物足りないかも
  • 本館や分館、工芸・東洋館と複数の建物に分かれていて広くて全てみるのに時間がかかる
  • 作品に絵の説明がない
  • ロッカーがない
  • 荷物預かりはあるが、カメラなど貴重品は預かってもらえない

まとめ

今回は大原美術館にまだ行ったことがない人のために、見どころやアクセス方法、口コミについて紹介しました。

大原美術館には駐車場がなく、周辺の駐車場も少ないので、電車やバスの利用をおすすめします。

展示作品だけでなく、美術館そのものがギリシャ神殿に見える作品ともいえるお洒落な大原美術館を実際にあなたの目で確かめに来てくださいね。

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