知育玩具を手作りして1歳の子供と遊びたいなあ。
でも何が作れるのだろう?
作った玩具が子供の何の力を育てるのか知りたい。
今回はそんなあなたのために、保育士と幼稚園教諭の資格を持つ、元おもちゃ屋店員のわたしが選んだ、1歳の子供が喜ぶ手作り玩具を3つ紹介します。
知育玩具を手作り 1歳から遊べるおもちゃ3選
1歳は好奇心が旺盛になり色んなものに興味が出てきます。
ここでは子供の考える力、いわゆる想像力を育てて協応動作という2つの器官や機能が連動する動作の発達を促せる玩具を中心に選びました。
ポットン落とし
ポットン落としは、指でつかみ穴に入れて落とすといった指先を使った動作を楽しみながら行うことができるので、自然と指先の発達を促してくれる玩具として最適です。
穴に入れたものが落ちていくことも「なんでだろう?」と思うきっかけになり、考える力も身につきます。
指先の発達は運動能力の成長や身の回りのことを自分でしようとする意欲にも繋がる大切な発達なので、小さいうちから伸ばしていきたいですね。
落とすものはペットボトルのフタを2つビニールテープで繋げたもので、フタ蓋の中にビーズを入れると音が鳴り面白くなります。
ペットボトルのフタだけではなく、ネームキーホルダーを落とすようにすると形の違いも学べ、なおかつ自分で物を考える力が促されます。
指人形
指人形は表現力や想像力を伸ばすのに適した玩具です。
人形同士で会話をしたり人形を使って子供に話しかけるとやり取りも上手になっていくので、言葉の発達やコミュニケーションの向上に繋がります。
小さい指人形はつまんだり指にはめるといった動作が必要となるので手先の発達も期待できます。
手作りのメリットは、自分の子供が好きなキャラクターや動物で作ることができること、と手作りの温かみがあることです。
魚のひも通し玩具
魚の模様をひも通しで作る玩具です。
ひも通しは集中力を高め、穴にひもを通すことで手先の発達を促してくれる玩具です。
また、自分で考えながら遊ぶことができるのもこの玩具の魅力で、遊んでいるうちに創造性を育んでくれます。
手作りのメリットは、ひもをただ通すだけではなく魚の模様というパターンを自分で作れるので集中力がより持続することです。
穴に自由にひもを通して魚の模様を作って遊んでください。
わたしは目をボタンにしましたが、フェルトで作ってもいいです。
まとめ
今回は子供の想像力を育て、協応動作という2つの器官や機能が連動する動作の発達を促せる手作り玩具を3つ紹介しました。
ポットン落としはミルク缶やペットボトルのフタなどをリサイクルして作れる玩具で、構造はとても簡単なのに子供が熱中して遊びながら指先の発達を促してくれます。
指人形は人形同士会話をしたり話しかけたりすることでやり取りが上手になり、コミュニケーションの向上や言葉の発達に繋がります。
自分の好きなキャラクターや動物などを作ることができるので愛着がわき、子供にとっての話相手のような存在になってくれます。
魚の模様のひも通しは、ビーズなどをただ通すだけのおもちゃではなく、模様を考えながら遊ぶことができるので想像力が膨らみ、なおかつ指先の発達を促してくれる玩具です。
いずれの玩具も少ない材料で簡単に作れるので、遊びながら発達を促してくれる知育玩具をぜひ作ってみてくださいね!
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あなたの育児の参考になれば嬉しいです。
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