生後5ヶ月から始まった離乳食期間も、いよいよラストスパートです。
離乳食初期からスタートした離乳食づくり、大変だったと思いますがもうひと踏ん張りです。
離乳食完了期になると、赤ちゃんが食べられる食物が増えて離乳食づくりも楽になりますよ。
離乳食完了期が終わったらすぐ大人と同じ食事ができるわけはなく、次の子供食ステップが待っています。
今回はこれから離乳食完了期をむかえる新米ママのために、離乳食完了期はどんなものを食べさせるのか、離乳食完了期の注意点、離乳食完了期その後について紹介します。
離乳食完了期はどんなものを食べさせる?
離乳食完了期は、ミルクの量が減り、大人とほぼ同じものを食べさせることができます。
お米
大人が食べる軟らかく炊いたご飯を取り分けて大丈夫です。
赤ちゃん用にお米を炊く手間が省けて離乳食づくりも楽になります。
パン
食パンがオススメです。
今まではパン粥にしたり、パンの柔らかい部分しか食べさせてなかったと思います。
離乳食完了期は食べ物の硬さを覚えていく時期なので、食パンの耳をつけたまま食べさせて問題ありません。
また、離乳食後期に比べて積極的に掴み食べをさせたい時期なので、パンを2~3センチの大きさにしてあげると掴み食べしやすくなりますよ。
わたしの場合、食パンを買ってきたらすぐ掴み食べしやすい大きさにして、離乳食1回分の量に小分けして冷凍しています。
食べさせるときは電子レンジで解凍するだけなので、赤ちゃんを待たせず、ぐずられることもなくてオススメです。
電子レンジで温めた食パンに少しきな粉をまぶすだけで、簡単にタンパク質も摂取できる裏技もあります。
麺類
2~3センチの大きさに切って軟らかめに茹でれば、パスタ、うどんも食べさせて大丈夫です。
ただし、うどんスープやパスタソースの味付けは薄めにしましょう。
野菜や果物
野菜や果物も種類を気にせず食べさせて大丈夫です。
1センチくらいの大きさだと食べやすいと思います。
あまり野菜を食べてくれない赤ちゃんなら、小麦粉と卵に少し本だしを混ぜて、お焼き風にすると、野菜の苦味を気にせず食べてくれることが多いです。
お焼きなら掴み食べの練習にもなり、一石二鳥です。
肉類
離乳食後期から引き続き、牛肉や豚肉、鶏肉を食べさせることができます。
歯の本数は大人よりまだ少ないので、赤ちゃんが食べやすい大きさに切って、調理で肉が硬くなりすぎないように調理しましょう。
食中毒の危険性もあるので、生肉にはしっかり火を通してください。
乳製品
1歳から食べさせられるチーズがあります。
カルシウムを手軽に摂取できるおやつとして最適です。
わたしの子供に食べさせているチーズが「1才からのチーズ」です。
1歳から食べられるカレールーやシチュールーもあります。
わたしがよく使うのが「アンパンマンカレールゥ」と「こどものためのクリームルウ」です。
少しずつルーの味に慣れてもらえば、大人のルーを食べられる年齢になったときに抵抗が少なくていいと思います。
わたしの場合、冷蔵庫で余っている野菜とお肉で多めにカレーを作り、小分けにして冷凍しています。
離乳食を食べさせるときに電子レンジで解凍するだけなので楽ですよ。
離乳食完了期の注意点は?
離乳食完了期は1歳半ごろまで続きます。
離乳食完了期になると、大人とほぼ同じ食べ物を食べさせるようになりますが、大人の味付けは赤ちゃんには濃すぎます。
味付けする前に赤ちゃん分を取り分けて、赤ちゃん用に薄味をつけるなどの手間は必要です。
離乳食後期より食べ物の大きさを大きく、硬さを硬くしてよいですが、しっかり食べ物を噛めているかチェックしながら、赤ちゃんの成長にあわせて変えていきましょう。
ママ友の赤ちゃんにあわせようと思って、急ぎすぎないようにしてくださいね。
離乳食完了期その後はどうする?
離乳食完了期が終われば、離乳食は卒業です。
「離乳食」という文字の通り「離乳」しなければならないので、まだ授乳やミルクを飲んでいるなら夜間断乳も含め、赤ちゃんの生活から授乳を切り離す「断乳」を行わないといけません。
断乳とあわせて、幼児食がスタートします。
今後は食事からすべての必要な栄養を摂取する必要があるので、さらに栄養バランスに気をかけながら、赤ちゃんの食欲が増すような幼児食の献立づくりや食事環境に力をいれてくださいね。
まとめ
今回は離乳食完了期はどんなものを食べさせるのか、離乳食完了期の注意点、離乳食完了期その後について紹介しました。
離乳食完了期が過ぎると、子供が赤ちゃんから幼児になることを感じて、寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになります。
そんなお母さんの気持ちに気づかず、子供はどんどん成長していきます。
子供の良い成長のためにも、バランスのいい食生活になるように頑張っていきましょう。
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