運動不足がきっかけで始めた草野球でしたが、いまでは健康のためというよりも、気の合う仲間とわいわい大好きな野球を楽しむ時間を共有するためにやっています。
実は草野球には運動不足解消のほかにメリットがあります。
今回はさまざまなメリットがある草野球をはじめたい人へ、チームに入る前に必要なものとチームに入った後に必要な用具をわけて紹介します。
チーム加入前に必要な用具
まずは壁当てからはじめるのか、友達に相手してもらってキャッチボールからはじめるのか、いずれにしても次の野球用具が必要です。
軟式グローブ(軟式グラブ)
近所にある昔ながらのスポーツショップ、郊外にあるショッピングモール内のスポーツショップ、アマゾンや楽天などのネットショップで購入できます。
外野手用、内野手用、ピッチャー用、キャッチャー用、ファースト用、オールラウンダー用(外野でも内野でも使える)など守備位置によって形が異なり、それぞれ軟式用・硬式用、少年用・一般用(大人用)、右利き用・左利き用があります。
初めてのグローブだから間違いたくない、という場合は近所や郊外のスポーツショップに足を運んで、一般用軟式グローブを探しています、と相談するのが良いと思います。
価格が5000円以上なら品質的に十分かと思います。
わたしはアメリカ生活時代にスポーツショップで買ったイーストン(EASTON)内野手グローブ(当時のドル円換算で6000円くらい)を使っています。
レザーの匂いと柔らかさ、色で一目惚れしました。
硬式用ですが、軟式ボールを使う草野球でも問題なく使えています。
アメリカで3年、日本で5年使ってきてやっと自分の手になじんできた感じです。
軟式グローブの選び方を紹介した記事もぜひ参考にしてください。
トレーニングシューズ(トレシュー)
略してトレシューと呼ばれます。
わたしがいま使っているトレーニングシューズはアシックスのものです。
屋外で運動できるシューズであればトレーニングシューズがなくても大丈夫です。
初めてのトレーニングシューズなら、グローブとあわせて店員さんに相談できるスポーツショップに足を運ぶのが良いと思います。
価格帯2000~4000円が多いです。
守備手袋(守備手)
略して守備手(しゅびて)と呼ばれます。
守備手袋をつけてから軟式グローブをつけます。
守備手袋があることで捕球時の手にかかる衝撃を和らげたり、手の汗がグローブに染みて劣化を防いだりする効果があります。
わたしはアディダスのものを使っています。
スポーツショップなら試着できるので実際につけて試して自分にあう守備手袋を見つけてください。
価格帯は1000円~3000円あたりです。
軟式ボール(M球)
M球と呼ばれています。
2018年シーズンから採用された新規格のハートマークのくぼみが特徴です。
1個670円~で販売されています。
チーム加入後に必要なもの
スパイク
金属スパイクとポイント(樹脂)スパイクの2種類あります。
金属スパイクはポイントスパイクに比べてグリップ力がありますが、足への負担が大きく、価格も高いです。
金属スパイク利用不可のグラウンドもあるので、草野球にはポイントスパイクがよいと思います。
日本のプロ野球選手だけでなく、アメリカメジャーリーガーもポイントスパイク愛用者が増えています。
わたしはナイキのポイントスパイクを使っています。
5000~10000円で十分な品質のスパイクが手に入ります。
スポーツショップで試着してからの購入がオススメです。
アンダーソックス
3足セット1000円ほどで手にはいります。
野球用アンダーソックスは普段の靴下より生地が厚めなので穴が空きにくく、スパイクをはいて練習のときは必須です。
5本指ソックスのほうが足がムレにくく、穴もできにくいと聞いたので、わたしはザナックスの5本指ソックスを愛用しています。
ザナックス カラー 5本指ソックス 野球用 BUS-151K xan16ss
バッティンググローブ
略してバッテと呼ばれます。
片手用(右手、左手)、両手用の2種類あります。
洗濯可(ウォッシャブル)のものもあります。
わたしは右利きで素手で素振りすると、左手の親指の付け根上あたりと右手の小指の下あたりが擦れて手の皮がむけるので両手用を使っています。
わたしが使っているバッティンググローブは XANAX(ザナックス)で洗濯できます。
汗でバットのグリップが滑るから、素手だとすぐに血マメができるから、という理由でバッティンググローブを使う人が多いです。
2000~5000円あたりで販売されています。
練習着
わたしが練習着として使っているのは、シャツがアディダス、パンツがミズノです。
夏場は長ズボンだと暑いので、ユニクロの短パンで練習参加していたのですが、守備や走塁練習で短パンに穴が空き、膝も擦りむけ、帰宅後のお風呂で泣きそうなほど膝に染みたという経験があります。
夏場でもベースボールパンツが必須かと思います。
ベースボールシャツが2000~3000円、パンツが2000~4000円で手に入ります。
ふくらはぎ用サポーター
夏場、試合の終盤によく足をつっていたわたしに、チームメイトから誕生日プレゼントとしてもらったのが SKINS(スキンズ)コンプレッションエッセンシャルカーフタイツです。
着圧もちょうどよく、つけているのを忘れるくらい快適です。
使いはじめてからは1度も足をつったことがなく、わたしにとって手放せないアイテムの1つとなりました。
野球用サングラス
最近ではプロ野球のデーゲームでも野球用サングラスを着用する選手が増えてきました。
プレイの妨げになる砂埃や上空の太陽光だけでなく、地面からの照り返しによる有害な紫外線を含む反射光も防いでくれるのが野球用サングラスの特徴です。
わたしもこんな野球用サングラスをもっています。
太陽が眩しい日中、土埃が舞い上がる日はプレイと目の健康の両面を考えて野球用サングラスがあると安心です。
野球用バッグ
試合や練習に必要な野球用具をすべて収納できる容量はもちろん、野球グラウンドまでの移動手段(歩き、電車、バス、車、自転車)を考えて野球用バッグを選びたいですね。
わたしは車がなく、ほぼ電車と歩き移動なので、体の片側だけに負担がかからず、両手が自由なバックパックを使っています。
マジェスティックというブランドのバックパックです。
わたしがこのバックパックに決めた理由はこちらの記事に書かれています。
軟式バット
チーム練習や試合ではチームで保有するバットを使えますが、平日の夜など個人で素振りしたいなら自分だけの軟式バットが必要です。
力はあまりなくてもボールを遠くへ飛ばしたい、ホームランを打ってみたい、そんな人にはトップバランスで、反発力の大きいポリウレタンの複合バットがオススメです。
ボールを遠くへ飛ばすより、内野手の間を抜いていライナー性の鋭い打球を打ってみたい、そんな人にはミドルバランスで、バットコントロールしやすく、軽量なのに硬いカーボンバットがオススメです。
わたしはゼットのブラックキャノンZ2というトップバランスのカーボンバットを使っています。
まとめ
草野球をこれから始めるときに、チームに加入する前に必要な用具、チームに加入してから必要な用具について紹介しました。
チーム加入前に必要なもの:
- 軟式グローブ(軟式グラブ)
- トレーニングシューズ(トレシュー)
- 守備手袋(守備手)
- 軟式ボール(M球)
チーム加入後に必要なもの:
- スパイク
- アンダーソックス
- バッティンググローブ
- 練習着
- ふくらはぎ用サポーター
- 野球用サングラス
- 野球用バッグ
- バット
上記とあわせて、自分にあったバット、チームのユニフォームがあれば試合にも参加できます。
草野球をやることで得られるメリットを考えると、初期費用として決して高くないスポーツだと思います。
あなたも草野球をはじめてみませんか?
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