健康診断の結果、医者から適度な運動が必要だといわれたけど、ジムに通う時間もなく、そもそも一人で運動するのは苦手という方もいるのではないでしょうか。
わたしも一人で運動することが長続きしないタイプで、ジムに通うかわりに週一で草野球をやっています。
草野球を始めたきっかけは日々の運動不足解消でしたが、草野球をやってきて他にもメリットがあることに気がつきました。
今回はその中から厳選した10のメリットについて紹介します。
草野球をやるべきメリット
始めやすい
2016年の社会生活基本調査で25歳以上の野球人口を調べたところ、477万人という結果でした。
競技人口が多いということは、野球ができる環境が身近にあるということです。
グローブやバットなど野球用具は、初心者からプロ向けまで豊富にそろっていて、近所にスポーツショップがなくても、アマゾンや楽天でも購入できます。
今日グローブをネット注文して、明日届いて今週末からキャッチボールも可能です。
適度な運動になる
プロ野球をみていると、野球は激しい運動だと感じる人もいると思いますが、草野球はそんなことありません。
守備の間、ピッチャーとキャッチャーは常にボールを投げたり受けたり体を動かしていますが、内野手や外野手は自分の守備範囲にボールが飛んでこない限り体はほとんど動かしません。
攻撃中、バッターとランナー以外のメンバーはベンチから指示を出したり、味方に声をかけたり、スコアつけたり、ベンチに座って体を休めています。
試合によっては、自分の守備範囲ばかりにボールが飛んできたり、バッターとしてランナーにでて盗塁して、味方のヒットでホームに帰ってきたりと休む暇がないこともあります。
しかし、草野球をやってきたこの5年を振り返ってみると、休む暇もない試合は10回に1回くらいなので、ちょうどよい運動かと思います。
ストレス発散
バッターであれば、ピッチャーの投げるボールを気持ちよく引っ叩いて外野の頭を超える打球を飛ばせたら気持ちいいですよね。
ピッチャーであれば、バットにかすりもさせずにバッタバッタと連続三振とれたら快感ですよね。
守備でも内野手なら華麗なダブルプレイが成立したり、外野手なら頭を超えそうなライナーをジャンピングキャッチできたら嬉しさのあまり叫んじゃいますね。
思いっきり体を動かしたり、まわりを気にすることなく大声で叫んだり、非日常体験でストレス発散できるのが草野球です。
ケガのリスクが低い
プロ野球では硬式ボールが使われて、ピッチャーの投げたボールがバッターの頭や体に当たると、骨折など大ケガにつながります。
草野球では柔らかい軟式ボールが使われ、ピッチャーの投げるボールもプロほど速くなく重くなく、バッターはヘルメットを着用し、エルボーガードも使ってよいので、当たりどころが悪かったとしても打撲程度です。
サッカーのように体と体をぶつける激しいスポーツだと、試合後に体のどこかに打撲や擦り傷など残っていそうですが、デッドボールや激しいクロスプレイがなければ草野球はケガすることはほぼありません。
誰でもヒーローになれるチャンスがある
9回裏2アウト満塁で1打サヨナラのチャンスに打席がまわってきたとします。
ボールカウントは3ボール2ストライクのフルカウント。
ピッチャーが次に投げた外角低めのストレートを見極めて、なんとフォアボールで押し出しサヨナラ。
フォアボールを選ばず、なんとかバットにボールを当てて転がして、相手守備のエラーで
サヨナラ。
フルカウントからのボールにたまたま手がでなかっただけかもしれない。
本当は格好良くヒットを打ちたかったかもしれない。
しかし、どちらでもサヨナラ勝ちという結果は変わりません。
その試合のヒーローは間違いなくあなたです。
諦めない大事さを教えてくれる
1アウト、ランナー1塁で内野ゴロゲッツーの場面。
バッターが内角低めのボールを引っ掛けてサードゴロを打ち、ファーストに全力疾走。
サードがボールを取り、セカンドに投げて2アウト。
ファーストに全力疾走するバッターに焦ったセカンドがファーストへ悪送球で1塁セーフ。
プロ野球ではほぼありえないプレイですが、草野球だとよく目にする光景です。
わたしも内野ゴロが多いので、ファーストまでいつも全力疾走して悪送球で1塁セーフになるたびに、諦めない大事さを思い出しています。
幅広い年代と交流できる
草野球が好きという理由で集まると、日常生活では接点がない年代、職種、経験をもつ人と出会えます。
わたしのいるチームは20代後半から50代後半と年齢層が幅広いメンバーで構成されています。
若い世代はベテランの堅実なプレイから学び、ベテランは若い世代の思いっきりの良いプレイから学び、お互いに良い刺激を受けてやっています。
好きなアーティストが偶然同じで一緒にカラオケ行ったり、プロ野球の推しチーム同士の対戦を観戦に行ったり、草野球と関係なくても仲良くしています。
趣味友ができる
野球好きが集まって草野球チームができるのは当たり前ですが、チームによっては野球に関係ないほかの共通の趣味で集まって活動することがあります。
わたしがいるチームであれば「マージャン部」「グルメ部」「筋トレ部」「プロ野球観戦部」の趣味活動があります。
マージャン部に参加していませんが、草野球の練習または試合がない週末にキャプテンの家に集まり、食料は参加メンバーが持ち寄って朝から夜までぶっ通しでじゃらじゃらやっているそうです。
グルメ部は参加メンバーが行ってみたいお店をストックしておいて、その中から毎月お店をピックアップして美味しいものを食べにいっています。
筋トレ部は筋トレグッズが豊富なキャプテン宅に週一で集合し、ベンチプレスやバーベルを使った筋力トレーニングをやったり、キャッチボールや素振りやったりしています。
プロ野球観戦部はその名の通り、東京ドームや神宮球場、横浜スタジアムにプロ野球観戦に行く仲間です。
わたしも月1回くらい参加していますが、キャプテン率いるコアメンバーは月4回とか観戦にいっているようです。
プロ野球チームの球場で試合ができる(かも)
全国草野球大会プライドジャパンは2019年全国大会の会場を、西武ドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム、ヤフオクドームのいずれかと発表しています。
関東草野球選手権大会2018は優勝戦を西武メットライフドームで行っています。
全国草野球大会グランドスラム杯2018は全国大会の会場をナゴヤドームで行ったようです。
西武ドームと京セラドームにはプロ野球観戦で何度か行ったことがあって、いつかはここで草野球の試合やってみたいなぁと思ってました。
西武ドームは、オフシーズンや夜中の時間帯なら球場を使わせてもらえるときいて昔調べたことがありますが、2時間レンタルの費用が近所の野球グラウンド使用料の何倍も高くてあきらめた記憶があります。
わたしの父も若い頃、会社の草野球チームに入っていて、1度だけ東京ドームで練習試合をやったことがあるそうです。
ピッチャーとして東京ドームのマウンドから投げたが、ストライクが入らずフォアボールを連発して降板させられたとか。
苦い思い出でも残っている父が羨ましいです。
家庭円満
夏場の草野球は、日の出が早いこともあって朝6時や7時に試合開始が多いです。
1試合約1時間半なので、朝6時開始だと7時半には終了。
グラウンド整備や反省会が終わって8時には解散しています。
帰宅後にお風呂入ってひと休みすれば、午後から奥さんの代わりにお子さんの面倒をみたり、家族みんなで出かけたりと、家族サービスの時間を確保できます。
休みの日くらいは子供の面倒を旦那にみてほしいと思っている奥さんは多いと思うので、早朝草野球なら奥さんの機嫌を損ねることなく、好きな野球も楽しめて一石二鳥です。
まとめ
草野球をやるべきメリットの中から厳選した10個を紹介しました。
- 始めやすい
- 適度な運動になる
- ストレス発散
- ケガのリスクが低い
- 誰でもヒーローになれるチャンスがある
- 諦めない大事さを教えてくれる
- 幅広い年代と交流できる
- 趣味友ができる
- プロ野球チームの球場で試合できる(かも)
- 家庭円満
今回紹介したのはわたしが選んだ10のメリットですが、あなたにとってのメリットは他にもたくさんあるはずです。
ぜひご自身の草野球をやるべきメリットを見つけてほしいと思います。
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